3noma(さのま)

【お客さんと共に創り上げる、笑顔溢れる温かい空間】
3noma(さのま)松田千鶴さん、玉井孝美さん

松山市三番町のとあるビルの3階にある3noma では手作りのお弁当やベーグル、木の小物やアート作品などを販売しています。


オープンは4年前。三番町でつながりのあったメンバーが、それぞれの得意なこと、好きなことを集めて始めました。「3noma 」という名前には「三番町のお茶の間になるように」という想いが込められています。お店までの階段は急で狭いですが、店内は白を基調とした温かいアットホームな雰囲気で、スタッフやお客さんの笑い声の絶えないまるで開かれた隠れ家のようなお店です。  


今回は明るく、気さくな笑顔とお話が印象的な3noma の松田千鶴さん(ちゃぶや)と玉井孝美さん(たま工房)にお話をお伺いしました。



noma はお客さん参加型というユニークなお店です。お店の中にかかっているカーテンなど、お客さんが持ち込んだ小物も飾られており、メニューについても、冬季限定のおでんや夏季限定のそうめんの提供はお客さんのリクエストから生まれました。


販売しているものは、どれもスタッフ一人一人がこだわりを持って1つずつ手作りしています。お話の中で一番ぐっと来たのは、「ビジネスとはなっていなくても、趣味ではなく仕事の意識は持っている。自分のノウハウを最大限出すことでお客さんが元気になり、それが自分たちの自信や充実感につながる。」という言葉です。






お客さんに作り手が見えること、作っている自分自身が楽しむことを大切にしている3noma。しかし自身の作ったものを売ることは手段でしかありません。その先にある本当の目的は、お客さんにのんびりしてもらったり元気になってもらうことなのだそうです。それを仕事に対するパワーの源にされている松田さんと玉井さんはまさにプロフェッショナルだなと感じました。またお店に来るお客さんのほとんどが常連さんなのも、3noma のスタッフ(作り手)との交流を通して元気をもらえるからなのだなと感じました。


noma では春と秋の年2回、おいしい手しごと展を開催しています。そこではゲスト作家さんをお招きしたり、3nomaフレンズの作品やお菓子などをを展示・販売したり、バッチづくりやおいしいコーヒーの淹れ方について学ぶワークショップを行っています。普段はベーグルや木の小物などそれぞれ自分の得意なものを作って販売しているスタッフも、おいしい手しごと展の期間中はいつもとは違うパンを焼くなど新しいことにも挑戦します。イベントを通してお客さんと3nomaフレンズが交流できること、お客さんや3noma フレンズだけでなく、スタッフ自身も日頃しないようなことにチャレンジできることがおいしい手しごと展の醍醐味なのだそうです。

1月21日のお城下マルシェでは、松田さんのこだわりのベーグルと玉井さんの木の小物が並びます。ぜひ手に取って、松田さん玉井さんともお話してみてください。季節はまだまだ寒いですが、お二人のパワーでほっこりあたたまり、元気になること間違いなしです!




3noma(さのま)
住所:松山市三番町4-5-10エプソンビル3F
営業時間:11:00~14:00(月・金)、11:00~15:00(火・木)
定休日:水・土・日・祝日

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