夕焼け山農園

明浜に輝く夕焼け
夕焼け山農園 兵頭栄子さん



西予市にある、段々畑と海に挟まれた美しいまち、明浜町。明浜の狩浜という地域に、夕焼け山農園のみかん畑があります。お家へ取材に伺った時、笑顔で出迎えて下さったのは今回取材に応えて下さった兵頭栄子さん。ご主人の岩雄さんと共に個人で農園を営まれています。

お昼頃到着予定だった私たちのために、ご飯までご馳走していただきました。明浜の主要産業である真珠を作るためのアコヤ貝の貝柱が入った炊き込みご飯やかき揚げは、全て栄子さんの手作り。優しい味でとても美味しくて、おかわりもしてしまいました。庭では野菜やパパイヤまで栽培されていて、お料理にたくさん入っていました。


お家には、みかんの注文票がたくさん。電話とFAXで注文を受け、販売しています。箱には「夕焼け山農園」の文字と手紙付き。「十味(とあじ)」を味わってほしい、と栄子さんは言います。10種の果物があれば、それぞれの今年の味を食べてほしい。
自信を持って自分たちが作ったものならば、必ず食べてくれる人がいる。畑を見せて頂くと、みかん一個ずつに袋が被せてありました。日焼け防止のためだそうで、一つ一つ丁寧にみかんを扱われていました。


夕焼け山農園の柑橘は最初のお客さんから口コミやお歳暮などで広がり、今では北は北海道、南は沖縄まで全国にお客さんがいます。「今年のはどんな感じ?」と積極的な声もたくさんかかるそう。利益だけを求めるのではなく、夕焼け山農園のみかんを多くの人に知ってほしい、食べてほしいという強い思いを持って何でも自分から挑戦し続けています。地域との関わりもとても大切にしていて、地元の小学校で行われるイベントにも協力し、その横断幕は岩雄さんが書かれたそう。




「カブス」という柑橘のママレードを味見させていただきました。もちろん手作りです。カブスはそのままでは酸っぱいのに、ママレードにするとその酸味が全く気にならなくなります。栄子さんおすすめの食べ方は、紅茶と一緒に食べる事だそうです。



ジオガイドでもある栄子さんに、明浜の海と段々畑が一面に見下ろせる絶景ポイントにも案内いただきました。遠くの県から見に訪れた人が送ってくれたという写真がお部屋にありましたが、そのままの絶景を見ることができました。


帰りに、そのカブスやスイートスプリング・ひめのつき・いよかん・ぽんかん…
とてもたくさんの柑橘を戴いてしまいました。持ちきれないほどの種類を下さって、嬉しい気持ちと共にとても驚き、栄子さんの優しさに感激しました。HANAZONO MARTではそんな戴いた柑橘類でケーキを作り販売します。優しい柑橘の風味が香るケーキです。是非食べてみてください!


夕焼け山農園の名の通り、朝から夕方まで降り注ぐ明浜の太陽をたっぷり浴びて丁寧に育てられた柑橘はたくさんの人に親しまれています。夕焼け山農園は今回のマルシェに初めて出店して頂くことになりました。こちらも元気を貰えるくらいとても明るい、太陽のような方です。是非、夕焼け山農園ブースにいらしてください!

夕焼け山農園
西予市明浜町狩浜2-25

(記事担当:塩川ななみ、高田祐希、土居由佳)

コメント

  1. 沢山のおみかん本当に美味しかったです。 東京葛飾の、リビーターになりました。
    世界に届け (*'▽')

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