済美高等学校 食物科学コース


【半世紀を超える伝統の味】

 ~済美高等学校 食物科学コース~


 
「済美クッキー」を知っていますか? 済美高等学校で半世紀以上も受け継がれてきた、伝統のクッキー。これまで、文化祭の中で販売され、毎回行列ができるという人気のクッキーです。このクッキーが、学校を飛び出して、お城下マルシェにやって来ます! 

 香ばしい香りが漂う調理室で、食物科学コースの学生さんが、生地を伸ばしたり、型を抜いたりと、動いています。各班のチームワークによって、あれよあれよと焼きあがったクッキーが積み重なっていきました。つやつやした焼き上がりを、おひとつ、ぱくり。サクッとして、バターの深い味わいが口に広がり、どこか懐かしさを感じさせてくれる味。そして、つぶつぶを噛みしめる食感がクセになりそうです。


 こだわりを聞くと、「生地の中に砕いたアーモンドを入れたり、焼く前に溶き卵を塗るなど、ひと手間かけているところでしょうか」と2年生の清家優花さんが教えてくれました。このレシピは開発当時から変わっておらず、おうちでも食べたいという声に応えて、公開もしているそうです。

 クッキーを学外で販売した経験はなく、お城下マルシェは、済美高生の新たなチャレンジと言えます。「自分も食べて美味しいものを、みんなも美味しいと思ってくれると嬉しい。このクッキーで済美を知って欲しい」と、清家さんがまっすぐな目で語ってくれました。そして、マルシェを経験することで、「新しい発想が生まれるかもしれない」と期待を寄せてくれました。

 当日は、赤いエプロンが目印です。クッキーをきっかけに、ぜひお話してみてください。
 

コメント

  1. 22年前に卒業したものです。
    私がいた頃は、食物部という部活動でこのクッキーを文化祭で売るために遅くまで焼いてました。
    毎年文化祭に足を運んでクッキーを買うのですが、家で無性に食べたくなるのでレシピを教えていただけたらとても嬉しいのですが、宜しくお願い致します。

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