学生スタッフ企画・梅シロップづくり

 【学生スタッフ企画・梅シロップづくり】



 こんにちは。学生スタッフの髙木翔太です。マルシェのお休み期間を活かし、生産者さんの食材を使って季節を楽しむ企画に挑戦してみました。


 梅雨という時期は春の終わりであり夏の始まりでもあります。そして、「梅」という字が入るように、諸説はありますが梅の実が熟す時期でもあります。季節の特徴が文字から見えるというのも日本人らしくていいですね。ただ、雨と湿気が多いことから梅雨が苦手な人も多いのではないでしょうか。そこで、季節の食材「梅」を使って爽やかに梅雨を乗り切りましょう。




 今回は松野町でとれる梅や桃、栗などの地元食材を中心にお菓子作りをしている《菓子工房Kazu》の新改和也さんより梅を購入して梅シロップを作りました。
 新改さんはご自身で梅園の運営もされており、なんと約10tもの梅がとれる広さがあるそうです。先日松野町の店舗をリニューアルされ、スイーツづくりに加えて愛媛を味わえる立ち飲み屋さんとしても活躍されています。


 今回購入した南高梅は、実が大きく立派で作り甲斐があります。完熟だったので梅のいい香りを楽しみながら作業ができました。
 約2週間漬けこんで、できたものを鍋で一度煮沸してから清潔な入れ物に移して冷蔵庫で保管します。

 シロップは水や炭酸で割って梅ジュースや梅ソーダにしたり、お菓子にも活用できます。また、作り方は他のシロップにも応用できるので、梅以外の食材でもシロップ作りが楽しめます。





【用意するもの】
・梅
・瓶
・砂糖(氷砂糖でも可)
・竹串



【作り方】
1. 梅をよく洗います
2. しっかり水気をとります
3. ヘタを竹串でとります
4. 冷凍庫で一晩寝かします
5. 消毒した瓶に梅と砂糖を交互に入れていきます
6. 完成




【注意】
・梅の水気はしっかりとりましょう
・瓶はアルコール消毒や煮沸消毒で清潔にしましょう
・完成したら冷暗所で保存し、上下をひっくりかえして混ぜていきましょう



 家にいる時間が多いからこそ、季節の移ろいや自然を感じる時間を大事にしたいものです。みなさんもぜひ、生産者さんを応援しながら楽しめるレシピに挑戦してみてください。




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