【体験レポート】世界に1つのオリジナル手帳を作ろう~大洲和紙で新生活を華やかに~

私たち学生スタッフが大洲和紙を使用した和綴じ本作りを体験してきました。
講師は、内子町のゆるやか文庫で大洲和紙の魅力を伝えるワークショップを企画している青山優歩さん。

和紙と言えば普段の生活ではなかなか見る機会が少ないですが、実際に和紙の和綴じ本を手に取ってみると肌触りがよく、市販の手帳とはひと味違う印象を持ちました。
今回使う大洲和紙は、一枚一枚手漉きで作られてます。
想像以上に厚みがありしっかりしていますが、その一方で温かみも感じられるような紙でした。


まず、はじめに、青山さんに作り方を一から丁寧に教えていただき、私たちも作業に取りかかります。その流れは、次の通り。

①見返し、本文用の紙を二つ折りにして、重ねる。
慎重に丁寧に。実はここで手帳の出来が決まります。

②角切れと呼ばれる紙で本の背側を補強。その後、糸を通す穴をあける。
金槌を用いてガツガツとあけていきます。



③針を用いて糸で縫い合わせて完成。
表紙の和紙や角切れなど色合いの組み合わせを自分好みにすることで世界でひとつの手帳を作ることができます。



実際に制作した二人が表紙に選んだ紙は、淡いピンクと紫で、味のある手帳が完成しました。



印象に残ったのは、手漉き和紙はどの部分を切り取っても同じ模様にはならないということ。
これが、手漉き和紙の良さのひとつです。
また、今回の体験では、3種類の和紙を用いており、その中のメモのページに障子紙を使っています。障子紙と聞いて、薄くて破けてしまうのではないか、と思うかもしれませんが、とても丈夫な紙です。

4/21()のお城下マルシェ花園では、HANAZONOMARTブースにて、今回教えていただいた体験をお伝えします。この機会にぜひ、みなさんも大洲和紙の良さを味わってみませんか?
和綴じ手帳体験にたくさんの参加をお待ちしております!

お申し込みはこちら▽


学生スタッフ:山下(文責)、高木、佐藤、土居

コメント