【体験レポート】梅収穫とシロップづくり

6月のお城下マルシェ、いよいよ今週末となりました。
テーマは「梅雨を楽しむ」。梅雨というのは中国から来た言葉で、梅が熟す時期に雨が降るからとったという説と、雨の露(つゆ)からとったという説があります。

そこで今回のワークショップでは梅雨の時期にぴったりの梅シロップを漬けます。梅は学生スタッフが自ら収穫に行ってきました。
収穫させていただいたのは、愛媛県松野町にて梅園を管理されている「菓子工房kazu」の新改さんの梅です。梅雨の時期でどんよりとした曇り空でしたが、梅園は雨の露に濡れた草のにおいと、熟した梅の微かな香りで、思わず深呼吸をしてしまいたくなるような素敵なところでした。




木にはお店ではなかなか見られないような大粒の梅がたくさんなっていました。トカゲやクモ、ミミズなどの生き物もたくさんいます。環境に負担をかけない栽培をされている表れなのかなと思いました。収穫はまさに梅仕事、1つ1つ手で採るのも楽しくて、時間が経つのもあっという間でした。






持ち帰った梅を使ってさっそく梅シロップを漬けてみました。夢中で採った梅を改めてみてみるとやっぱり大きくずっしりとして傷のないきれいな梅だなと感じました。


洗って拭いてから11つヘタを取っていきます。「これ1番大きいんじゃない?!」「54gもある!」「なかなかヘタがとれない…」みんなでテーブルを囲んでにぎやかに作業しました。ヘタを取ったら次は瓶詰めです。氷砂糖と梅を交互に入れていきます。みんなでやるとあっという間でした。
 


漬けた梅シロップは1か月ほどで完成です。保存は冷暗所で、氷砂糖が溶けたら毎日瓶を揺らすことがポイントです。

完成した梅シロップは水や炭酸で割って梅ジュースにしたり、夏にはそのままかき氷のシロップにするなどいろいろな楽しみ方ができます。
ワークショップは予約でいっぱいになってしまいましたが、みなさんもぜひ、家族や友達と梅シロップを漬けて夏の準備を始めてみてください!

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