自然派食堂 Vegetable 

【心と身体にやさしいお弁当】
自然派食堂 Vegetable 山岡有紀子さん


三津浜の商店街にある「自然派食堂 Vegetable」では、無添加無農薬の野菜をぜいたくに使ったおいしいランチがいただけます。松山の三番町でシェアカフェをされていた店主の山岡有紀子さんが、6月に三津浜に移転、オープンさせました。



使われている野菜は、興居島で自然農法で栽培された無農薬の野菜が中心です。調理法にもこだわっており、旬のものを、昔ながらの製法で作られた調味料を使って、素材の味が活きるよう工夫されています。メニューはその時の野菜を見て決めるそう。いつ行っても違う料理が食べられるため、リピーターも増えています。




「自然派食堂 Vegetable」のコンセプトは「心と身体にやさしいごはん」です。 以前は焼き肉や居酒屋のごはんが大好きだった山岡さん。もともと腰痛持ちだったこともあり、お子さんが生まれたことをきっかけに暮らしを見直し、シンプルな家庭料理を口にすることで、今では腰痛も改善され、食への考え方も変わったそう。食べることは生きていくうえで最も重要なこと。ただのエネルギー補給ではなく、命をいただく行為です。だからこそおいしいごはんが食べられることには感謝しないといけないし、そう考えることで食べすぎも防ぐことができます。食生活を整えることで体の調子が整い、それが精神的な安定にもつながるそうです。さらに山岡さんは「心と身体にやさしいごはん」を作って食べてもらうことで犯罪や社会問題も減り、結果的には世界平和の一役を担えたらな、と食べることの先を見据えています。そのためまずは食べられるところはきちんと食べる食料廃棄ゼロのお店にすることを密かな目標にされています。



お店ではおいしくて健康的なランチが食べられるだけではありません。自然派育児トーク会やファスティングセミナーなど様々なイベントも行っています。そこでは情報共有だけでなくつながりを育てることもできます。


「自然派食堂 Vegetable」の今後の目標は、味噌作りや米作り、料理教室や古民家でのカフェの開業など様々です。店舗をチャレンジショップとして借りているため、契約が切れる3年後の段階を見据えていかないといけないのも理由としてあります。しかし何よりも食を通してみんなを心身ともに元気にしたいという山岡さんの熱意があるからこそだと感じました。


今回のお城下マルシェでは、「自然派食堂 Vegetable」の一押しメニューであるべジ定食がお弁当になって登場します。山岡さんの想いが詰まったべジ弁当、ぜひご賞味ください!

 

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