協和酒造株式会社


【秋の日本酒で、青空に乾杯!】
協和酒造株式会社 谷口直子さん


 

花園町リニューアルのお祝いに、日本酒で乾杯はいかがですか?

創業明治20年、砥部の地で愛されてきた造り酒屋「協和酒造」から、秋にぴったりのお酒や甘酒(ノンアルコール)、酒蔵のバウムクーヘンなどがやって来ます。


砥部焼の里、砥部町。砥部焼伝統産業会館や坂村真民記念館があり、砥部巡りでは欠かせないといえる、大南地区。ここに、「初雪盃」を醸す、協和酒造株式会社があります。江戸時代から続く酒蔵の2階を「酒蔵カフェはつゆき」として2015年にオープンし、訪れる人々の憩いの場に。この歴史ある空間で、専務取締役の谷口直子さんに、お話を伺いました。



 

■秋の恵みにぴったりの秋の酒
秋限定の酒とはどのような味なのでしょうか。「秋の酒は、夏を越して熟成しつつ、若さも少し感じられるのが特徴でしょうか。91日に、『純米吟醸 月光』を発売したところですが、この酒は、甘みがあって、丸く、旨味が増す秋の食材に合わせても負けないと思います」(谷口さん)

さらに、
101日発売となる『秋あがり本醸造』もお城下マルシェにお持ちいただきます。辛味がありすっきりした味なのだそうです。「夏を越して秋口に出荷する酒を『ひやおろし』と言うのですが、下がるよりも上がる方がいいなと思い、このようなネーミングになりました」と素敵な名前にまつわる話も教えていただきました。



 

■人気のカフェメニューをお持ち帰り
酒にまつわる古道具なども展示されているカフェで、カフェメニューの「酒蔵のバウムクーヘン」を。砥部焼きの器も楽しめます。

 
甘酒と酒粕を使ったバウムクーヘンは、旅の疲れを癒す甘さで、コーヒーとの相性がぴったりでした。マルシェ当日は、ホールでの販売予定であり、手土産にいかがでしょうか。

マルシェでは、その他にも、七折小梅やすもものリキュールが並びます。どちらも、砥部町産の果実を直接仕入れて仕込んだもので、七折小梅を洗ったり、ヘタを取るのはすべて手作業だとか。「着色料などを使わない、自然の色や香り、まろやかさをお楽しみください」と谷口さんは語ります。


 

■今年の味を楽しみに
日本酒の味は、その年のお米の具合、気候など、さまざまなファクターに左右されます。それを読みながら、多くの工程を重ねていき、一瓶に詰める酒造りの世界。昔と変わらぬ作業もあれば、時代に沿ったつくり方や働き方にも挑戦しているそうです。



酒は生きもの。つくり手が丹精を込めた、その年、その年の一期一会の味を、秋の夜長にも味わってみませんか。造り酒屋だからこそ語れる、おすすめやこだわりを、ぜひ、お城下マルシェで伺ってみてください。


 

 

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