まつの畑カルチャー

【農のある暮らしを身近に!】
まつの畑カルチャー 松井真弥さん

 伊予郡砥部町川登。山間で、川のせせらぎ、鳥の声が聞こえる静かな場所に松井真弥さんの畑はありました。青々とした草の間に植えられたトマトの苗がこれから葉を伸ばそうとしています。その上の畑には一面の麦が広がっていました。

 「仕事として農業をしたかった。自然の中で働きたかった」と農家としての生き方を選んだ理由を語る、松井さん。2013年に就農し、昨年からは、自給自足で余った米や麦、野菜の販売を始め、自然栽培で年間30品目くらい栽培しているそうです(来年以降、本格的に農産物の販売をはじめる予定)。人それぞれのやり方がある農業の世界。毎回チャレンジを積み重ねる中での農業とは、「面白い! しんどいけど、ただ、心地いい」。そのように語る間にも、爽やかな風が吹き抜けていきました。

松井さんが生業の一つとして企画したプロジェクトが「まつの畑カルチャー」。

野菜を育ててみたいと思ったことはありませんか? でもなかなか一歩を踏み出せない人に、自分で育てて食べる喜びを味わってもらうために、松井さんがフルサポートするサービスです。農薬や化学肥料を使わない土に、固定種の種を植え、野菜を育てます。途中で分からないことが出てくれば、松井さんに相談することができて安心です。

5/21のお城下マルシェのワークショップでは、リメイクしたトマトのホール缶で、プランターをつくります。持ち帰って、芽が出る喜び、収穫の楽しさを分かちあいませんか?

苗やハーブが育つ松井邸の庭では、ミルク缶を利用したプランターが並んでいました。そして、咲き誇るアザミ。「苗が日陰になるので、本当は刈りたいのですよね。でも、このあたりは花があまりないので、ハチのために置いておかないと」。自然とともに生きる松井さんの世界感を感じた一言でした。ぜひ、1030分からのワークショップでお話してみてください。

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